こんにちは。フィギュアスケート大好き女子のmiyaです💕
このブログでは、フィギュアスケートにまつわる素朴な疑問等について記事にしていきたいと思います。
初回は、このブログのタイトルでもある「キス・アンド・クライ」について解説します!
目次
キス・アンド・クライとは
演技終了後に、選手とコーチが並んで座り、点数発表を待つスペースを、「キス・アンド・クライ」と言います。ファンの間では、「キスクラ」とも呼ばれていますね。
通常、スケートリンクの脇に設置されており、スケーターが競技結果を確認するためのモニターと椅子が用意されています。
名前の由来としては、高得点が出ればコーチに喜びのキス(kiss)をし、点数が悪ければ涙する(cry)場所だから、と言われています。
最初に「キス・アンド・クライ」という名前が使われたのは、1983年の世界フィギュアスケート選手権と言われています。
ちなみに、キス・アンド・クライでは、選手とコーチが並んで座る場面をよく目にしますが、コーチに限らず、振付師や選手の家族が同席することもあるようです。
キス・アンド・クライで罰金?!
なんと、キス・アンド・クライのある大会では、選手は、演技終了後にキス・アンド・クライの場で得点が発表されるのを待たなければ、罰金を取られるというルールがあります!
競技会でジャッジからの採点を受ける選手にとっては、最低限の作法のようです。
キス・アンド・クライは、演技中の真剣な表情とはまた違った選手の姿を見ることが出来るため、ファンにとっても楽しみな場ですよね。
印象に残ったシーン
ここで、miyaの印象に残っている、キス・アンド・クライのシーンを紹介したいと思います。
2017年のNHK杯前日、羽生結弦選手が公式練習中に転倒し欠場を余儀なくされたことがありました。
この大会のキス・アンド・クライで、親日家で有名なアメリカのジェイソン・ブラウン選手が、羽生選手にとても心温まるメッセージを残しています。
「ゆずるさんへ、 早くよくなってください!! ジェーソン」
日本語で書かれた直筆のメッセージは、羽生選手のことをとても心配している気持ちが伝わり、とても感動的なシーンでした。
↓その様子はこちらのニュース記事で写真が見れます↓
男子SP3位のブラウン 平仮名で羽生に愛あふれるエール「はやくよくなってください!!」
フィギュアスケート以外の場でのキス・アンド・クライ
キス・アンド・クライという表現は、フィギュアスケートだけでなく、体操競技の点数発表を待つ場でも使われています。
オリンピックでフェアリージャパンが活躍した時も、団体メンバーがキス・アンド・クライの場で得点を待つ姿やファンへメッセージを送る場面が映し出されていました。
どの競技であっても、キス・アンド・クライは、真摯に採点をしたジャッジやファンへ感謝の気持ちを伝える大切な場のようですね。
以上、フィギュアスケートでよく見かける、「キス・アンド・クライ」について紹介しました!
テレビでもよく映されることが多いので、ぜひ注目して見てみて下さいね。
では〜